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新年のお屠蘇 厄年の人は最後に 飲むのがしきたり

正月に飲むお屠蘇

邪気を払って一年の健康を祈ると
いう目的があり
通常の祝い酒とは異なります。

お屠蘇には他のお酒を飲む時とは違う
独自の作法があるようで
今日はちょっと紹介してみます


お屠蘇を飲むタイミングもあるようで
お正月の三が日の間ではなく元旦
(元日の午前中)の

 おせちを食べる前に飲むのが
 正しいとされているようです


お屠蘇に使う盃も
屠蘇台 盃台 盃 銚子銚子飾り
から成り、高貴な色である朱塗り

もしくは黒塗りや白銀、錫などで
つくられたお銚子と三段重ねにした
朱塗りの盃でできています。


お屠蘇を飲む前の
 基本的な作法をあるようで
お屠蘇を飲む前に、元日の朝汲んだ

年明け最初の水「若水」で
手を清め 次に神棚や仏壇を拝みます。
家族が揃い、新年の挨拶をすませたら

全員で東の方角を向きお屠蘇を注ぎ
年少者から年長者へと順番に飲みます。

このとき、厄年の人は最後に
飲むのがしきたりです。

これは、厄払いの力を分けて
もらうという意味があるようです


三段重ねの盃で1杯ずつ3回に分けて
飲むのが正式な作法ですが

屠蘇器がなければ1つの盃に3回に

分けて注ぎ、それを3回に分けて
飲み干せば良いともされています。

飲むときにはもちろん

無病息災や長寿を願いながら
新年 また新しい気持ちと希望をもって

出発したいですね